♯ オレは待ってるゼ

夢助
イエー!
イエー!!
イエーって言えーーーっ!!!
先だって喉頭がん発症を告白し、闘病生活に入った忌野先生の新譜を聴いてきた。
グレイトロックン・キヨシロールは健在だったが、現状を思うと熱いものがこみ上げてくる。燻しに燻しまくったスモークド・ロックな味わい。年齢的なものもあるんだろうけど、ナッシュビルという環境がまたキヨシローを「汚い心を持った大人のままで」少年にしてしまったんだろう。この音楽が好きで好きでしょうがないんだというのが凄く伝わってくるし、またそんな人がオレは好きなんだなっていうのもわかった気がした。佐野元春然りね。正直聴き手の気持ちなんかあんまり考えないで欲しいな。今のメインストリームの人たちの音楽はみんなに好かれるように好かれるようにって作られてるから面白くないんだ、このオヤジのサナギなオレには。佐野元春の面白いところは「みんなはこんなのが好きだと思うんだ!」って本気で思いながら本人のハートだけに突き刺さるようなことするところ。そのこんがらがり具合を愛せない人は一生彼の味は伝わらないんだろうな。オレなんかからすると勿体無いなと思うんだけど。あんな人好きになれたら一味ちがった人生の楽しみ方ができると思うんだけどな。どんな楽しみ方だよって聞かれても答えらんないけど。雰囲気で物言うからオレは。大して中身ないから。
キヨシローが大好きなのも、要はあの人があってあの音楽があるから。
このアルバムを試聴器で聴いた時、まず思い出したのがRCサクセション解散後初のソロアルバムで、ブッカーT&MG'Sと共にメンフィスのスタジオで作ったその名も『メンフィス』。ジャケットも今回と同じくノーメイク。グラムを参考にしたというおもしろいお化粧しないと恥ずかしくてステージに立てない彼の「素」が出てるようなところも共通してる(気がする)。よく見たら今回のアルバム、プロデューサーがMG'sのギタリスト(だったと思う)スティーヴ・クロッパーだった。捨て曲は一切ない。あるわけがない。
最高の人見知りが作る最高に熱いソウルがこもったロックンロール。
それを携えた最高に照れ屋で恥ずかしがり屋の小男が最高にデッカく見える最高のロックショウがまた観れる日をオレは待っている。最高に人見知りで最高に照れ屋で恥ずかしがり屋で最低の自己顕示欲持ちの坊主頭が。
イエー!
イエー!!
イエーって言えーーーっ!!!

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本物をバックに従えたキヨシローさんが嬉しそうで!
そういえば、オクダ民生さんのバックがワイノーズってアルバムあるんですよ(笑)一応聴きました。
あ、あと河合ナオコのバックがtotoってのもありましたねぇ(爆)