伝説のD.T.が愛した街

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    3月9日(土) この日はやっと暖かく風もない絶好のサイクリング日和になった為 ひとつ江戸川でも越えてみるかということになった。


    チーバくんの目のところあたりの千葉県民であるオレが江戸川を越えるということは 東京進出である。 teamツルタカサイクルの活動コンセプトとして聖地巡礼という意味合いがあるだけに、 ここは無理やりにでも訪ねるべき聖地を見つけ出さなければならなかったが オレの脳みそは比較的あっさりと答えを導き出した。 「童貞界のカリスマ、車寅次郎がいるじゃな〜い!」 そうか!柴又があったか!! というわけで、勝手にカリスマD.T.扱いの車寅次郎巡礼の旅に出ることにした。


    TS3Y1169.jpg


    AM10時すぎ頃、愛車チャリ助に跨り意気揚々と
    初の江戸川越えに挑むteamツルタカサイクル。

    空は晴れ風もなく
    平成の小坂一也気分で
    ヤッホーヤッホー行くはずであったが
    実際には折からの史上最大級の花粉に悩まされ
    途中何度もコンビニで
    目をこすり鼻をかみグラビアを眺めるという
    ピットイン作業を繰り返しながら

    TS3Y1170.jpg

    幕張を越え船橋を越え

    TS3Y1171.jpg

    市川のセブンイレブンで
    最後のグラビアチェックを済ませ



    江戸川までたどり着いた。

    持ってきたドリンクボトルのコーヒーを一飲みして
    意気込み新たに市川橋を渡って、
    国道14号から柴又街道を右折ししばし走ると

    TS3Y1173.jpg

    映画で見慣れたあの参道が!今にもタコ社長や源坊が走ってきそうなあの参道が
    目の前に現れた。
    時刻は既にPM1時。グラビアチェックに休憩を費やした為空腹なオレには
    まず巡礼しなければならないのが団子屋。
    もちろんとらやのモデルになった高木屋老舗に行かなければならない。

    TS3Y1174.jpg

    ここで茶を飲み草団子を頬張るのがトラサニストの流儀だ。

    オレはマナーにうるさいので、キョロキョロしながら店先を3度程通り過ぎるという
    所謂寅次郎マナーを遵守して店の方に「中で頂きたいんですが」と声をかけた。
    世に言う「三顧の礼」である。

    するとお店の方から
    「あ、それなら向かいの方が喫茶になってますので。」
    とのサプライズ発言。
    これだけの有名店ともなると販売と喫茶が分かれているのである。
    そんなことも知らずに寅次郎マナーだ三顧の礼だと恥ずかしいことこの上ないオレであった。

    TS3Y1175.jpg

    名物草団子とみたらし、礒辺の団子セットを注文したが
    メニューにお茶がない。団子屋にお茶がないとはどういうことだ、
    ネームバリューに胡座をかきやがってと半ば憤りつつアイスコーヒーを注文。
    テーブルで待っていると
    「はいどうぞ、お茶になります。」といの一番に持ってきてくださった。
    アウチ...そうだ、お茶なんて団子屋として最低限のサービスなんだ。
    そんなことも忘れアイスコーヒーだネームバリューに胡座だと恥の上塗りのオレであった。

    なんとも言えない気持ちで頂いたが団子の味は名店の名に違わぬ絶品であった。
    特に名物の草団子のあんことよもぎのハーモニーたるや。
    一瞬でも謂れ無き怒りを注いだお店の方々にこの安い頭を深く下げたい気分だった。



    店内には過去に撮影で来られた方々の写真が飾られてあったり(若かりしイッセー尾形の姿も)、



    もちろんカリスマの写真も飾られていた。

    そして腹ごしらえを済ませたオレは参道を進み





    D.T.にとってのアンコールワットとでも言うべき聖地である柴又帝釈天を訪れた。





    これで産湯をつかったのか...。






    境内では太郎次郎一門による猿回しが催されており



    かぶりつきでプロの仕事に唸りながら堪能させていただいた。

    最後にザルを持って観客に志代レベルでお代を乞うのが定石のシステムで、
    周りの大人たちが千円札や500円玉を入れる中
    しれっとフェイドアウトしようかとも思ったが

    TS3Y1183.jpg

    こんな特徴出しまくりスタイルだった為そうもいかず

    泣く泣く500円玉を投げ込んで退散した(どんな表現だ)。

    こうして帝釈天を後にしたオレは
    次なる聖地、切ない名場面を数々生んだ京成柴又駅へ。







    妹さくらにだけ胸の内を吐露して去っていくカリスマを表現したと思しき銅像。

    見方を変えれば

    TS3Y1185.jpg

    「おぅっ、つるっ!相変わらずバカかっ♪」と声をかけてくださっているように見えないでもない。というか見えたい。

    この直後すぐ傍の三河屋さんで今川焼きを買って食べながら、ロータリーをちょこちょこ歩き回るハトを眺めていると、そのハトが足元まで近寄ってきた。
    観光地のハトだけあって人間に慣れてるんだねえと目を細めたのも束の間、そのポロッポーがバッサバサバサーッとオレの左腕に飛び乗り、右手に掴んだ今川焼きをついばまれてしまった...。




    もうこうなりゃ笑うしかない。所謂ヤケのやんパチである。日焼けのナスビである。色は黒くて食いつきたいがあたしゃ入れ歯で歯が立たないよである。

    団子も食った。カリスマにも会えた。そうなれば最後に向かうのはやっぱり



    やはり江戸川の河川敷、矢切の渡し近辺だ。

    チャリ助を寝かして、その隣で大の字になった。

    スウィートなドリームで胸をパンパンに膨らませたカリスマの姿が目に浮かぶようであった。

    そして帰りはこのまま江戸川サイクリングロードを市川橋まで走った。




    途中右方向を見るとうっすら東京スカイツリーが見えた。



    待ってろよ、そのうち行ってやっからな。もう射程圏内に押さえたぜ。
    ここは山田康雄の声で読んで欲しいところだ。イーストウッドの方で。
    TS3Y1188.jpg

    そんなこんなで国道14号を千葉方面へ帰っていったオレ。

    TS3Y1189.jpg

    途中幕張でおもしろいものを発見。


    TS3Y1191.jpg

    どうやらムエタイ道場らしく、銅像と2ショット自撮りしてたら中からスタッフと思しきタイ人が出てきて思いっきり怪訝そうな表情でオレを見た。タイキック喰らわさんばかりのその表情にすごすごと逃げるようにチャリ助に跨るオレであった。

    TS3Y1193.jpg

    そしてPM6時前にゴールである自宅に無事到着。

    走行距離約77km、消費カロリー950kcalの
    なかなかに濃密な旅であった。

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      • 2017.03.29 Wednesday
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